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  2008年12月27日 (土) 12時00分16秒
[名前] :   Jun Machida
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[コメント] :   お便りありがとうございます。お蔭様で食道静脈瘤(切除した部位は今のところ計17箇所になります)の方はまずまずで、よく噛めば問題なく嚥下できるようになりました。大抵のものは食べられます。ただ、塩分の濃いものや脂っこいもの、そして刺激物は避けています。腹水が溜まったり出血をしないようにです。

問題の肝臓の方は進行しているようです。年齢のわりには早いと言われましたが、小学二年の頃から、もう何十年も経っている。仕方が無いですね。少なくともチェホフよりは十年長生きできました。そして書いたものは子供だましのようなネコのお話。人生、そんなもの。

あ、以前のボクより今の方が外観は本来の姿。痩せましたが学生時代に戻ったようです。ずーっと、むくんでいたのですね。少なくとも三十年間はペットボトル三本分むくんでいたわけです。今お会いしても、きっと分らないでしょう(^^) それでは良いお年を!
  2008年12月25日 (木) 12時45分03秒
[名前] :   内田雅代
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[コメント] :   久しぶりにヤンのペーシ゛を見て、びっくりしました。「草原の祝祭・新版」の記事で嬉しくなって、でも、”入院”というのが気になって、コレスポンダンスの方を覗いてみたら、”緊急入院。その後退院し、再入院”! ”C型肝炎に感染”のことも知りませんでした。お誕生日会でお伺いした時には、全然、そんなふうにはみえませんでしたのに。どうぞ、頑張ってください。(もっと良い言葉が見つからなくて悔しいです。すみません。)
  2008年12月18日 (木) 17時55分05秒
[名前] :   Jun Machida
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[コメント] :   お便りありがとうございます。実は十月下旬、かなり吐血して、緊急入院。その後退院しましたが、また今月再入院で昨日戻ってきたばかりです。食道静脈瘤出血で、結紮手術しました。破裂していたらそれまで、でしたが。根本原因は肝硬変で、小学二年生のときの集団予防接種時注射針の使いまわしでC型肝炎に感染していたのでしょう。国、いま流行の厚生省に殺されるわけです。分ってはいたのですが、当時は治療法がなかった。今でも百パーセントの治療はない。血液感染だから、他人には移らないです。それにボクのはウィルス量が少ないし。

さて、肝硬変は肝臓癌に移行しやすい。案の定入院中にここに癌があると指摘。焼くか、切るか、といった話。一つ出来たら後は速いなと思って、ホスピスで死のうか、自分で死のうか、一晩悩みました。そうしたら再検査で、これは影らしいということになった。でもこれ以降、50%の覚悟は常に持っています。しかし残りの50%がどうしても未練として残る。あんなにいつも死にたいと思っていたのにな…。この欝も肝の病からきていたのか。
  2008年12月18日 (木) 17時54分20秒
[名前] :   続き
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[コメント] :   来年二月には再々入院の可能性。しかし、入院も集中できれば、今回のように「祝祭」の校正の仕上げと後書きくらいはできるのです。次回は「ヤンとシメ」の後書きくらいできるかな…。
そうそう、「草原の祝祭・新版」やっと完成しました。月曜に出来てきた。ほぼ満足。装丁も帯も結局自分でやってしまった。帯の背と裏面の「待望の新版!」の句は未知谷社長の飯島氏の娘さんのアイディア。未知谷のサイトの新刊案内に出ています。ヤンの世界にも。
これがそれこそ本当の「遺書」になるか…はたして…?

来年はおそらくインターフェロン治療開始。効くか効かないか…。副作用がひどいらしいので、それに耐えられるか…。なんとか最期まで、皮肉とユーモア、冷笑と微笑を忘れずに持ち続けたいものです。
  2008年12月7日 (日) 21時06分37秒
[名前] :   tsubame
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[コメント] :   ご無沙汰しております。

「世界」での「閣下とジャック」連載お疲れ様でした。
毎回二人(匹?)のとぼけたやりとりを楽しみにしていた
ので正直、町田さんの連載が読めなくなるのは寂しいです。

環境が悪くなってくるとみんなどんどんと
自分や家族だけを守ろうとして他人に厳しくなっていく
気がします。ほんとうに「ニンゲン」って生き物は
意地汚くてしたたかで…そんなときでも閣下やジャック
達を見るように暖かい目で見ていければなぁと思います(^_^)

冷え込む日が増えてきましたのでお体お気をつけて
お過ごし下さい。
  2008年7月5日 (土) 04時06分32秒
[名前] :   町田純
[URL] :   
[コメント] :   「せれ」様、愉快な御投稿感謝(^_^)

一度、御指摘の「すごく悪い読み方」で怒っていた人を偶然、ネットで見かけたことがあります。籠のネコの周りにいる連中、なんで籠編み手伝ったりして協力しないのかと。そして籠のネコが死んだら、さっさとまた別のモノに乗り換えるという図々しさ。確かそういったことに怒り狂っていたような…。(^_^)

でもハトやシジュウカラはそもそも羽では籠を編めませんネ(-.-)ネコの手の方が役に立つ。子供サーカスで怪我をしたネズミは、呼び込みをやっています。ほかの連中もみんな呼び込みというかサクラというか、まあそれなりに店を盛り上げようとはしているのですけど…。

そもそも、みんなといることが、籠のネコにとってとても楽しいことだったのでしょう。そして、おこぼれをもらうことに何ら卑屈になることなく、自然と暮らしている周りのヤツら。みーんないいヤツです。図々しいカラスも含めて(^.^)。
 
 
  2008年7月5日 (土) 04時07分47秒
[名前] :   
[URL] :   
[コメント] :   籠のネコの死をピロシキを食べながら告げるドブネズミ。ヤツの悲しみがどれだけ深いかは、語るに野暮。だからヤツは、ほとんど何も話していません。ヤンも同様。その悲しみは橋の彼方に浮かび上がる、セーヴェルのとある湖の岸辺のナナカマドに象徴されるだけ。そして残されたものは、底が抜けそうだけど、(大切に扱えば)まだまだ使える籠だけというわけです。

ヤンとカワカマスのときもそうでしたが、どうもギブアンドテイクにこだわる方が多すぎる。物語を読むときぐらい、もう少し心を広く、ゆったりと持てないのかなぁ…と思います。「無私の愛」など、到底ボクの趣味ではないのですが、せめてロシア文学を少しだけでもかじれば、簡単に分ることなんじゃないかナ…と。

まあ、それほど深く、資本は我々人間どもの心を破壊することに成功したのです(-.-)。
それに立ち向かえるのは、投げやりなトルコマーチ(芸術?)だったり、ナナカマド(想像力?)だったりなんでしょう。

しかし今となっては……もう全て手遅れだ。
  2008年7月1日 (火) 03時07分54秒
[名前] :   せれ
[URL] :   
[コメント] :   こんにちは。
返信をありがとうございます。

はい。そのブログで紹介されている作家です。^^

2,3日前に『善良なネコ』が書店から届き、一度読んで、また読み返して、ちょっと胸が痛んでちょっと幸せです。
すごく悪い読み方をすれば、自力で生きられない連中にタカられなければ(?)、善良なネコさんは、それなりに「自分の食べる分」だけは稼いで長生きできたのではあるまいかと・・・。
(ヤンは、塩もバターもスメタナも切らしたことがないし、蝶番もサモワールも壊れてないし、それなりに有能ですよね。でも、ちょっと不器用なネコさんが、カワカマスの群れに居着かれでもしたら・・・??)

でも、ネコの手で籠をせっせと編み続け、最後は自分の編んだ籠の中で気持ちよさそうに丸くなれたら、それはそれで・・・いい人生なんだろうなあと・・・。胸が痛いのは、「ネコさんが可哀想」だからじゃなくて、自分の現実の生き方がぜんぜんそうできないので、自分が可哀想だという利己的な涙でした。
 
 
  2008年7月1日 (火) 03時08分47秒
[名前] :   せれ
[URL] :   
[コメント] :   (続き)
で、今日、待望の『ヤンとカワカマス』が届きました。
とりあえず、職場をやめないですむように(笑)、レシピ通りキノコのスープを作りました。
カワカマスみたいに「せっかく塩とバター手に入れたのに、帰宅したらキノコがなかった!」なんてことになっても、カワカマスと違って借りる友だちもない私は、あちこちスーパーを回って生マッシュルームやらサワークリームを手に入れて、作りました。^^
とっても美味でした。ありがとうございました。

(長くなってすみません)
  2008年6月23日 (月) 04時57分22秒
[名前] :   せれ
[URL] :   
[コメント] :   はじめまして。
趣味で韓国語の小説や散文を読んでいるのですが、
コン・ジヨンという女性作家の、<自分が読んだ本を娘に紹介する>という趣旨のエッセイ集で、『ヤンとカワカマス』のことが載っていました。

その時は、ロシアのお話だとばかり思って検索したのですが(「塩とバター」から始まるのが、実にそれらしくて)、実は雑誌「世界」の『閣下』の作家の方の作品だとわかってびっくりしました。毎号、読ませていただいていました。

書店に発注しましたので、もう少ししたら、実際に読めると思います。楽しみにしています。^^

PS コンジヨン(孔枝泳)の邦訳作品としては、『私たちの幸せな時間』という小説があります。死刑囚と、刑務所に彼を訪問するカトリックの老修道女、その姪で自殺未遂を繰り返す女性が出会います。そして死刑囚と女性が、それぞれ生き方が変わっていく様子を美しく描いた作品でした。
 
 
  2008年6月26日 (木) 16時42分25秒
[名前] :   町田純
[URL] :   
[コメント] :   「せれ」様。投稿感謝。その韓国の女性作家、多分以下のblogに引用されている人ではないでしょうか。
http://entisols.egloos.com/300486
韓国版の翻訳が出てほどなく、韓国の新聞の読書特集版に彼女が書いたヤンとカワカマスの書評が載りました。現物を韓国の出版社か、…いや韓国の翻訳エージェントだったか?…からもらいました。しかし、ハングルは全く読めず、何が書いてあるやらさっぱり分らなかった。その後韓国のネットにいくつか載って、翻訳ソフトのおかげでなんとなく書いてあることが分かったのです。よく書けています。さすが作家だなぁ…と、思いました(^_^)。
  2008年5月2日 (金) 11時40分03秒
[名前] :   Jun Machida
[URL] :   
[コメント] :   tsubameさん、投稿ありがとうございます。この掲示板、下にだら〜っと下がっていくので、上に書きました。
御指摘の通り、現実の世界がマンガの世界を超えているのは、最近強く実感しています。
あの9.11のすぐ後、つまり2001年末から描き始めた「閣下!」の既刊本に載せたネタが、いまやほとんど現実のモノのようになっている…。ウウっ…、(-_-;) 恐ろしい世の中です。
地球温暖化も予測より累乗倍速い。グローバル化による格差も同様。近い将来、オーウェルやウェルズのSF世界のように、棄民として見捨てられた下層国民は地中深く暮らすことでしょう。あっ、マンホールで暮らす子供達、もうとっくにいましたね(-.-)。岩波「世界」連載、あと半年。毎日ネタは考えているのですけれど、なにせボクの脳味噌、すでに痴呆化しているらしい。もう勘弁して欲しいというのが本音デス。
 
 
  2008年5月2日 (金) 12時04分25秒
[名前] :   
[URL] :   
[コメント] :   さて、長田弘…か。ボク偏見に満ちた腐った頭の中では、悪名高き「心のノート」河合隼雄とコンビを組んでいます。(-.-) ネコのお人形のコンビとは大違い(^.^)。
ヤンの本を読んで、何か見た風景、既視感がある…といった読者ハガキ、いくつか頂いたことがありました。舞台が日本ではないのに不思議ですね。それに参考とする場所も全くナシ。想像力と嘘で固めた世界なんですけど。ボク自身の幼児期の記憶も入っていない。植生とかは、よく登った信州の八ヶ岳辺りを参考にしました。標高が高ければ、北方と似ていますから。実際北海道などは、まだよくは知りませんが、ロシア沿海州に似ていますね。
デティールにこだわる方なので…たとえば、建物に樋がどのように付けられているか、そして樋の太さは、当時の駅舎はどうだったか、昔のサイドカーは、占いウサギの頃の通貨の価値は…などなど、たいへんでした。調べるといっても(-.-)なかなか…
そういったものの積み重ねでイメージが作られていくわけで、舞台裏というのは案外大切なんです。でもこういう努力、浪費。なんとなく見る人、読む人は、分らないかもしれません。
それでだんだん気力が失せていく…(+_+)
  2008年4月27日 (日) 12時33分30秒
[名前] :   tsubame
[URL] :   
[コメント] :   こんにちは。
掲示板ではずいぶんご無沙汰しておりました。
最近は近所の図書館で岩波「世界」の「閣下とジャック」を
拝見しています。
今回も相変わらずの二人でしたが、もうユーモアが
現実になり笑っていられなくなってきていますね。
もちろんそれでもユーモアを持って、というところに
「閣下とジャック」があるのだと思いますが。

(すみません。長くなるので二回に分けます。)
 
 
  2008年4月27日 (日) 12時35分38秒
[名前] :   tsubame
[URL] :   
[コメント] :   (続きです。)

先日、長田弘さんの「読書からはじまる」という本を読みました。
「言葉を紡ぎ、世界を身近にとりもどす1つの装置」
としての本について書かれていて
大変興味深い内容でした。
その中で「友人としての本」、「故郷としての本」と
いった内容がありました。
ずっと変わらず自分の中にありつづける存在、
何かあったときにふと立ち返り、自分の原点を
見つめ直す指標のようなもの。
その様な内容だと解釈しました。
その部分を読んで
「ああ、これは自分にとって町田さんの本だ」
と思いました。

目をつぶると見えてくる風景があります。

草原のなだらかなスロープをのぼると小さな小屋があり
いっぴきのネコがくらしている。

そんな風景です。
はっきりとした価値観や判断基準がない昨今でも
それは一度も揺らいだことのない風景です。
おそらく僕は一生この風景を自分の中に持ちながら
生きていきます。
ヤンの物語に会えて本当に良かったと思います。

なにやら支離滅裂な内容で失礼致しました。
それでは失礼致します。
  2008年2月6日 (水) 20時42分48秒
[名前] :   tsubame
[URL] :   
[コメント] :   こんにちは。今日も東京は雪がちらついていましたね。

サウンドトラックはたしか未知谷に連絡して実費で送って頂いたものと記憶しています。当時MDにダビングしておいたので今でも聞くことができます。本も音楽も「ヤンとシメの物語」が一番気に入っています。
前々からMDではなくCDで欲しいと思い、MDからCDへ移せないものかと電気屋さんにも相談したのですが規格が違うのでできないと言われがっかりしていました。なのでCDはぜひ実現して欲しいです。

「やや黒猫的主張」の「韓国の閣下とジャック」にも書かれていますが、日本人は政治や社会についての関心が薄いですね。日本人は井戸端会議などで政治の話をするのはなんとなくタブーとされる傾向があるようです。
web翻訳で見てみましたが韓国読者の方達の書き込みはすごいですね(「李明博新しい大統領に読ませたいマンガ本」と翻訳されます)。自分ももっと政治や社会を意識していかなくてはと思います。
 
 
  2008年2月8日 (金) 08時28分52秒
[名前] :   町田 純
[URL] :   
[コメント] :   人間はつくづく哀れな存在だと思います。
それに比べ自然や動物達は、ほぼパーフェクト。
人間が存在しなければこの世は平和と調和。

せめて邪悪な存在であることを自覚する努力をしなければいけませんね。
知らない、関心が無い…ということは、最大の罪です。
しかし、邪悪なヤツほどのさばっている…人間は下等生物ですね。

さて、「占いウサギ」のCDだけは完成していますから、御希望であれば、
contact us のところからメールで御連絡ください。

ヤンとシメなどは、もうしばらくお待ちください。
  2008年2月3日 (日) 15時50分48秒
[名前] :   tsubame
[URL] :   
[コメント] :   こんにちは。今日は寒くて外出がおっくうなので「カワカマスのヴァイオリン」のサウンドトラックを聞きながらぼんやりと雪が降るの眺めたりしていました。

今回契約をされたとのことで少しホッとしました。それにしても10冊(ポストカードブックを入れると12冊)も出されているのに今回初とは…

契約書は日本でも是非交わして欲しいです。例えば町田さんの作品を復刊したいとなったときに、作品の権利の所在が曖昧だと困ってしまうと思います。

町田さんの作品は間違いなくおもしろくて価値があると、少なくとも私は断言します。こんなにも長く、そしてこれからも自分の心の中に在り続ける作品たちは他にはありません。これからも町田さんの作品を読ませて頂きたいです。

毎回新たに投稿していますが返信の方がよいのでしょうか?なんだか限りなく下へ下へと長くなりそうなので…
 
 
  2008年2月5日 (火) 02時26分44秒
[名前] :   町田純
[URL] :   
[コメント] :   このyahooの掲示板は古くて、字間や行間、フォントも改善されていません。おまけに500字しか書けない…。ただ、今のところ広告が無いのはこれしか見つからないので仕方ないですね(+_+)…確かにどんどん下に行ってしまいます。

サウンドトラック…ということは、カセットですか…。昔はCDなどパソコンで作れなかったのでカセットにダビングして展覧会などで実費でお渡ししたことがありました。

今はパソコンでCDにできますね。このCD、当HPで御希望の方に安くお分けするつもりでいたのですが、すっかりさぼっていて(+_+)…。でも、イスタンブールの占いウサギは完成しています。草原の祝祭もあとはジャケットだけ。

ヤンとシメとカワカマスのヴァイオリンは、まだトラックが分れていません。つまりカセットと同じで、一曲でつながったままなんです(-_-;)なんとかしないと、と思いつつ…

でもカセットよりは音も良いし便利ですね(^.^)
  2008年1月31日 (木) 00時42分42秒
[名前] :   tsubame
[URL] :   
[コメント] :   町田様、こんにちは。返信ありがとうございます。更新のお知らせ欄設置されたのですね。記事の更新楽しみにしております(のんびり待ってますので気にしないでくださいね)。

本当にここ数年はあまりにひどく世の中全体が感覚を失っているように思えます。

「草原の祝祭」の新版校正をなさっているとは楽しみです。「完売絶版御礼」にも書かれていますが、もしかして今回もノーギャラなのでしょうか?「あたらしい教科書 本」という本で調べてみたところ、印税は「定価の10%前後が指標となり実売部数に応じて支払うのが一般的」とのことですが印税無しというケースもやはりあるそうです。たかだか一読者ですが自分がすばらしいと感じた作品には相応の金銭を支払うつもりですし、その代金の一部は著者に渡って欲しいと思います。中小の出版社が厳しい中がんばっているのだと思いますが、自費出版ではないのだから利益が出るようにして著者へ還元するのも仕事なのではないかと思ってしまいます。

(差し出がましいことを書いてすみません。上記内容がこちらの掲示板にふさわしくないようでしたら削除してください)
 
 
  2008年2月1日 (金) 14時24分17秒
[名前] :   町田
[URL] :   
[コメント] :   差し出がましいなんていうことは全くありません。基本的問題ですからね。
今回初めて100円/冊程度受け取る契約となりました。金額は問題ではなくて、
契約という概念が大切だなと、ずっと考えてきました。まあまあ、なあなあ、がイヤなんです。
ま、とにかく、これまで現物支給(自著)つまりぱっとしない貧しい社会主義経済みたいなものでしたから、やっと資本主義経済にほんの少しだけ組み込まれたわけです。
これまで外国との契約では契約書を交わしてきました。当たり前ですね。そしてここヤホンにおいて初めての契約。このまま最後まで契約書無しというのも、何か意味するものがあって面白いかな…とも思いましたが。もう今は、いろいろ、なんだかどうでもいいという気分なんです。
当事者の本たちが、人間世界から消え去る時代なんですからね。

出版事情については、また、やや黒猫に書こうと思っています。それにしても、自分の作品、はたして面白いのか、価値があるのか、分らなくなりました。
書いていたときはこれはイイ、と思っていたのだけど…(+_+)
  2008年1月26日 (土) 23時44分41秒
[名前] :   tsubame
[URL] :   
[コメント] :   こんばんは。ふと気が付いたのですが「ヤンとカワカマス」が出版されてからもう10年以上も経つのですね。数ヶ月も過ぎると価値のなくなる本が多い昨今ですが、ヤンの物語は今も確固たる存在感を持って私の手の中にあります。本当にすばらしい作品をありがとうございます。

世界の「閣下とジャック」読ませてもらっています(ごめんなさい立ち読みです)。毎回読んでニヤリとしつつどんなにひどい世の中だろうと(だからこそ?)やっぱりユーモアは必要だなと思います。

寒い日が続きますがお体に気をつけてお過ごしください。
 
 
  2008年1月27日 (日) 13時10分15秒
[名前] :   町田 純
[URL] :   
[コメント] :   Tsubame様、こんにちは(^.^) 確かに昨年あたりが10周年ですね。
ヤンの物語は、本物のヤンが2001年に死んでから書いていません。
1月8日はヤンの命日。母の命日もほぼ同時期なのでこの季節はつらいです。

その後アフガン、イラクとアメリカ主導の戦争が続き、ますます人間不信がひどくなり、ボクの精神は荒みに荒みました。ご覧のHPもさっぱり更新していません。
しかしネットもいまだ確たるものではなく、これ以前のゲストブックも消失。皆様の御投稿、ボクの返信も消えてしまいました。

本や印刷物もその力はめっきり衰退し、世界全体が衰弱した結果、グローバル資本が怪物のように蠢く世の中です。

岩波「世界」の連載はあと10回。なんとか頑張ります。コントではチェホフに負けません。立ち読み大歓迎。なにせ一ページですからね。
しかし一ページではコマ数がたりないなぁ…あの二匹には間が大事なのに…

品切れになっている「草原の祝祭」の新版校正、一年前から出版社に言われているのですが、いまだ50ページしか進んでいません。今年中になんとかしないと。しかし気力が…。
外見と中味は、ますますガキ化、幼児化。気力は老化の今日この頃デス。
  2007年4月10日 (火) 20時43分32秒
[名前] :   Jun Machida
[URL] :   
[コメント] :   古いcorrespondence(掲示板)が正しく動作していなかったようです(-_-) 投稿された方がた、気が付かずに申し訳ありませんでしたm(_ _)m これからは、どうかこちらにお願いいたします
  
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