|
ロシア・アヴァンギャルドの詩人フレーブニコフは、意味から自由になった新しい言語 "ザーウミ語" で詩を作った。 クリョーヒンは、スズメ語のオラトリオを作った。 人間の言葉で歌われる”聖なるお話”は、ウサン臭く匂うこともある。スズメ語で歌われる”聖なるお話”は、不思議な美しさに香るばかりである。 今のところ、このオラトリオに一番合う本は、やはりフレーブニコフ。ザーウミ語ではなく、美しい日本語に訳された「シャーマンとヴィーナス」 そして、フレーブニコフの妹が書いた、カラスと息子のお話「ティルとネリ」 Text by Mariko Machida 2003/8 「シャーマンとヴィーナス」 「ティルとネリ」 (ともに未知谷刊) |