隠れ油田・付録
「閣下、コチラが隠れ油田をお持ちの部族長デス」
「このパイプライン10マイルの権利を譲ってもヨイと言っていマス」
アーニャン族の族長は、したたかなヤツだった……
交渉はあたりが暗くなるまで続いたが、いっこうにまとまる気配はなかった……
数ヶ月後、ようやく交渉がまとまり、多額の権利金を支払ってパイプに穴を開けた。
なぜかオイルは出てこなかった。
その一週間ほど前に、アホリカがパイプラインのルートを変更していたとの噂だ。
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