2日目(2) 1987/12/30
ガラタ塔を降りて通りを少し下って、工具・部品屋街に出る。
台車の車輪や真鍮のタオル掛けを買うと、新聞紙に包んでビニール袋
にいれてくれる。40㎝ほどのタオル掛けは新聞紙に包まれて袋から
顔を出している。すれ違ったおじさんがそれを指して、「ネ(何)?」と
聞いてくる。まさか私服警官には見えないけれど、なぜこんな質問を
されるのか???
工具・部品屋街の通りを、サイレンも鳴らさず消防車の列が走っていく。
これも不思議な光景。
この日はガラタ橋のたもとから、舟ドルムッシュで対岸の旧市街に渡る。
ドルムッシュは目的地までの乗客で満員になると発車する小型バスだが、
それの舟ヴァージョンだ。
小さな舟だったので、乗客私たちの2人だけで漕ぎ出してくれた。
リュステムパシャ・ジャーミの前で舟を降りて、大好きなリュステムパシャ・ジャーミに向かう。
2回目のリュステムパシャ・ジャーミのタイルも美しかった。
人々の生活の匂いがする通りを歩いて、2回目のスレイマニエ・ジャーミに向う。
ジャーミの中庭で女性が手編みの靴下や手袋を売っている。
ここで買った手袋は長年愛用していたのだが、昨年とうとうダメになってしまった。
ジャーミ前のレストランで注文したグラーシュ(ハンガリー風シチュー)とキョフテ(トルコのハンバーグ)は
超美味だった。
前回の旅でもよく通ったグランドバザールでネックレスを買って、
古本屋街でミニアチュールを買って、
少し先のビルの中の店で小さなジジム(刺繍したキリム)を買った。
端が大分傷んでいるが、きれいに修繕してくれるという。
ガラタ塔から工具・部品屋街へ
通りのケバブ屋
工具屋
工具・部品屋街
消防車の行列
ガラタ橋たもと付近
ドルムシュ舟
リュステムパシャ・ジャーミ
リュステムパシャ・ジャーミからスレイマニエ・ジャーミへの途中
休憩中の荷担ぎ屋さんたちと
スレイマニエ・ジャーミ
内庭で手編み製品を売る女性
ジャーミ前のレストラン
古本屋街
ドルムシュ船の船頭
道路脇で靴を並べる老人とシミット売り