初めてのイスタンブール

 コーカサスの旅と中央アジアの旅では、自由時間にはせっせと街を歩いた。
 早起きして朝食前にバザールに出かけたり、ホテルの夕食をパスして
 どうしても行きたいレストランに行ったりもした。
 でも、もっと気ままに街を歩きたいという欲求不満が重なっていった。

 そんな時、"イスタンブール・フリー"というツアーを見つける。
 1986年末から1987年の初めにかけての旅。
 前回の旅は直射日光が照りつける真夏だったが、今度はコートを着て冬の旅。
 イスタンブールの冬は東京と同じような気温だ。

  ホテルにチェックインした後は、現地ガイド付きの市内観光。
 アヤソフィア、スルタン・アフメット・ジャーミー(ブルーモスク)は壮大で
 美しかったけれど、写真ではその小さな一部しか写せない。

革なめし工場
マルマラ海沿いの魚売り
旧市街近く 七面鳥
旧市街近く
スルタン・アフメット・ジャーミ
(ブルーモスク)
内部は補修中だった。
アヤソフィアのドーム
ドームの天井
ビザンチン時代のフレスコ画
 1986年12月28日、イスタンブールに到着。
 空港から旧市街までマルマラ海沿いにバスで移動。
 車窓から見るイスタンブールは曇り空の下、煙ったような風景だ。
 革なめし工場や海岸沿いの魚売り……を見ながら、市街に近づいてくる。
 バスから見る何ということのない風景が旅情を誘う。 
スルタン・アフメット・ジャーミ 外
研ぎ屋さんが研ぎ機を背にして行く。
2日目 トプカプ宮殿、スレイマニエ・ジャーミ へ
清め場の猫
地図
1日目 アヤソフィア、スルタン・アフメット・ジャーミ