自由行動1日目は、まず、ガラタ塔を目指す。
イスティクラル通りを下って、ガラタ塔に出る手前で、どのガイドブックにも載っていなかったメブラナ博物館を見つけた。

くるぶしまでの長い白いスカートを円形に拡げて回転する"踊るデルビッシュ(修行者)"で有名なスーフィー(イスラム神秘主義)のメブラナ教団のテッケ(修行場)だ。トルコ共和国の初代大統領アタチュルクによって、オスマン帝国の権力と結びついていたスーフィー教団は禁止されたが、かつてのテッケが博物館として残っていたのだ。

門の中を覗いていると、管理人が出てきて、中を案内してくれた。
中央の円形の床で回転舞踏が行われ、回転しながら神との合一の境地に達したのだ。周りの壁面には旋回舞踏のミニアチュールや衣装、楽器、カリグラフィーなどが展示されていた。
美しいメブラナの音楽や回転舞踏に興味を持っていたので、この思いがけない遭遇は嬉しかった。
メブラナ博物館を出て、ガラタ塔に向かう。
3日目 (3) ガラタ橋、イェニ・ジャーミ 
3日目 (2) メブラナ博物館、ガラタ塔
中央に開展舞踏を行った円形の床
管理人さん
グランドバザールで見つけたオルゴール
音楽と共にデルビッシュが回転する。
  中庭
回転舞踏のミニアチュール
回転舞踏の衣装
カリグラフィー
ガラタ塔の展望台からの眺めは素晴らしい。
ボスポラス海峡とガラタ橋の向こうに、いくつものモスクが並ぶ旧市街が見渡せる。
すぐ下を見れば、新市街の古いビルとオレンジ色の瓦。屋根に絨毯が干してあったりする。
ガラタ塔の真下では、七面鳥の放し飼い?! 
その横では学校帰りの小学生達がパンを食べながらおしゃべりしている。
ガラタ塔付近
ガラタ塔
ガラタ塔の真下
ガラタ塔からの眺め
地図