それからボクらは何もしゃべらずに黙々とスープを食べた。
 リスはあまり熱いのは苦手らしく、ときどき小さな口で、フーフーとやった。
 一口食べるごとに、リスは少しずつ溶けていった。
 ボクらは暖まり、小屋も暖まった。

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