こうしてふたりは半透明の街へ向かった。







そこはすべてが半透明の世界だった 










 

  

  こうして、オレは
  半透明タウンに別れを告げた。














それからしばらくたち、
あの半透明なヤツが
カエルをいじめているのを目にした。









 

 オレは見て見ぬふりをして、
 通り過ぎた。

 ただそれだけの話だ……








NEXT PAGE