ガザ、ウクライナ、ミャンマー、…………
東京新聞の12月30日「本気のコラム」に師岡カリーマさんが、2024年12月上旬に空襲で亡くなったガザの詩人リフアト・アル・アルイールの書き残した詩を紹介しています。
以下、引用します。

私が死ななければならないのなら
君は生きなければならない
私の物語を伝えるために
私の持ち物を売却するために
一切れの布を買うために
それと少しの糸と。
できれば白くて長い尻尾がついたものを
ガザのどこかにいる1人の子供が
誰にも別れを告げず、肉親にも、自分にさえ別れを告げずにこの世を去った父親を待ちながら天を見上げたとき
凧が見えるように
君が私のために作ってくれる凧が空高く飛ぶのが見えるように
たとえ一瞬だけでも彼に愛で応えてくれる天使がいると思えるように
私が死ななければならないのなら
私の死は希望をもたらすものであってほしい
私の死はおとぎ話であってほしい

ガザの人々へ       happy new year !
ウクライナの人々へ    
happy new year !
ミャンマーの人々へ    
happy new year !
そして、日本の人々へ
   happy new year !

   
happy new year になりますように
今年もどうぞよろしく


2024.1.1 Machida Mariko
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